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zoom RSS 北アルプスに行って来たぜ!! 3日目(双六小屋〜槍ヶ岳〜大喰岳(ピストン))

<<   作成日時 : 2009/08/20 21:18   >>

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3日目。この日は朝早くから前日の大学生コンビがうるさかった。
もう、とにかくうるさい。2時ごろなのに普通の声でしゃべってる。っていうか、寝てるのか?こいつら?

そういえば、大学生コンビとは別の、俺の隣に陣取っていた兄ちゃんで、超体育会系な感じの奴がいた。
こいつは一人だったので、勿論喋ってはいなかったが、朝方、「ブッ!!ッブッブ!!!」と、全く気に病むことのない、明らかに「俺は屁をするぜ!!イエイ!」という気合が入った屁を何十発もしていた。これ、ことを大きくして言っていないです。
本当にブッブブブッブッブ。すんごいしているんですよ。
わかるでしょ?あの、誰もいない時にする自分の屁。それが、まるで周りに誰もいるわけないじゃん!!と言う意思表示なのか、意識的に音を大きくしているとしか思えない屁なのである。屁っつうか、放屁だ。放屁。
そいつを見ると、「あ〜、超体育会系だなぁ〜」って奴だった。
だって、朝で寒いので俺なんかカッパ上下着ているのにも関わらず、そいつは、半そで短パン。
「フンッ!!フンッ!!ふんぬう!!!」
って感じだった。ちなみに、坊主頭だった。

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樅沢岳に向かう早朝の登山者。いやぁ〜絵になる。
ちなみに、大学生コンビでは無い。かつ、屁の体育会系でもない。



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登って10分ほどで振り返ると、かなり高度を稼いでいることがわかる。
これは、双六小屋とテント場。
樅沢岳頂上までは45分かかるらしいが、こりゃ急だ。


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朝日が出てきて、輝く笠ヶ岳方面。一番奥にあるのが、笠ヶ岳。
いやはや、あんな遠くから歩いてきたんですかい。良くも歩ったわい。俺の脚。



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樅沢岳から見える西鎌尾根の先に浮かぶ槍ヶ岳。
ここも朝の雲滝を見ることができた。何とも言えない幻想的な景色。本当にこんなところに行っていいのかな?と言う気さえする。


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大天井岳方面の朝の景色。
ヒャー。パソコン買った時に、サンプルピクチャで付いている山の写真と同じです。どの景色を見ても荘厳な雰囲気。


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つい先日、2人死亡したと言われる、北鎌尾根。槍ヶ岳から左に見えるゴツゴツしたのがそれである。
こりゃ死ぬよ。写真ではゴツゴツが小さく見えるけど、おそらく一個一個が50mぐらいはある。
命かけなきゃならないほどの遊びはするつもりが無い。
すさまじい達成感はあるかも知れないけど、それって、周囲の人からしたらどうなのかしら。
「スポーツ」ということを考えると、ただの事故なのかも知れない。F−1と一緒だ。格闘技と一緒だ。
うーむ。何とも言えない。どこまでが、命かけるとか、安全だとか、わからんが、自分のやれる範囲と思ってやるしかない。一番良くないのは、無事に帰ってこれなくなることだ。
いずれにせよ、危険と隣り合わせのスポーツ(娯楽)であり、危険に対して様々な対処を事前に考えて行うべきものだと思う。(もちろん、行かないのが一番安全だが、それを言うと何もできない。何だって危険。家にいたって飛行機が突っ込んでくるかも知れない。強盗に襲われるかも知れない。相対している自然はどれほどのものか?、自分の力量はどれほどのものか?最低でも、きちんと把握して登山はするべきと思う。)


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乗鞍岳方面を登る登山者。
本当に深い山に来てしまった。



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いくら歩いても槍ヶ岳に近付いている感じがしない。
槍の穂先ってそんなにでかかったっけかなぁ・・・?


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今回の山旅で最も危険を感じた場所。
本当に「危険」と思った。
はたから見ると、直角の岩壁を登っているようだが、実際はそこまで角度は無く、歩くことは出来る。しかし、岩がざれていて、滑りやすく、一歩間違えれば奈落の底と言う感じだ。鎖を本当に必要と思った場所である。
手に握る鎖が、本気の握りとなる。一歩ずつつの脚が、本気の一歩となる。
ここは、マジで緊張した。
同じぐらいの時間帯に登っていた4人組のシニア系パーティーも、どうやら無事通過したらしく、勝手に安堵した。


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千丈沢乗越に着いた。
ここから槍までは2時間。(ハァ、2時間。げんなりするな。)
どうでもいいが、4人組のシニア系パーティーは、これまた関西系らしく、ず〜〜〜〜〜〜〜〜っと登りながら喋っている。笑っている。ガチャガチャガチャガチャしている。
何で、そんなに喋るの?そんなに大きい声で。
しかも、意外と足腰が強く、結構な速さ。休んだり写真撮ったりしていると、追いついたり抜いたりの状態だったので、ここで大休止を取り、抜いてもらう。
とにかく、喋っていた。ずっとハァえらいわ〜(疲れた)といっている。他の山に行って来た自慢をしている。

そういえば、双六岳を登るときに一緒になっていたカップル(東京の人)がいて、その人たちと話したが、新穂高温泉方面からは、関西系の方たちが非常に多いようである。その人たちも、以前槍ヶ岳に直接行こうとした時に、同じぐらいの時間帯におばちゃん連中と一緒になり、登山中、延々と話しかけられていたそうである。更に、帰る時もたまたま一緒になり、バスを待っている間もずっと話し続けていたらしい。自分の話を。自分の今までの話を。


まぁ、とにかく抜いてもらったので、後は静かに登れる。
本当に凄いうるさいんですよ。
ずっと漫才している感じで、聞きたくもないのに、無理やりオバちゃんの笑い声が延々と続くのを、ヘッドホンさせられてる感じだった。



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歩いてきた西鎌尾根を振り返る。
いやっぁ〜〜歩いたなぁ〜〜〜〜〜〜



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槍の穂先が見えてきた・・・
おお・・・やっとこさついたかいな。
(ちなみに、この日は6時間かかる予定だったが、5時間で山頂に到着。ハッ?槍の穂先までの時間だったのかしら?それは考えていなかった。まぁいいや。)


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槍ヶ岳山荘のスタッフが屋根に登って景色を見ている。
何とも気持ちよさそうだ。
でも、かなり暑い。日差しがきつく、帽子や長袖でないと、肌がチリチリする。



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槍と俺とスパードライ!!(750円)

山荘前で一眼レフを手にしているおっちゃんに写真をお願いした。そういえば、観光地ではってわけじゃないけど、他の人に写真撮ってくださいと言うとき、必ず一眼レフ持ってる人にお願いした方がいいです。構図とか自分なりに考えて撮ってくれる。
パシャパシャ撮ってるだけの人にお願いして、「確認してください」と言われて、「こりゃ構図まずいねぇ〜」と言えるわけが無い。一眼持ってる人にお願いすると、向こうもやる気出して撮ってくれるからお互いいい。
そういえば、この一眼レフおっちゃんとは色々話が合い、南岳新道の話とか聞いたりしていた。(南岳新道は当初下る予定だったが、下るにはあまりにも辛いルートとのうわさがあり、このおっちゃんに聞いてみたりしていた)
そんな中、北アルプスのルートや、槍の穂先の話などしていたら、別のおっちゃんというか、50歳代のおじさんが話しかけてきた。

50歳:すいません。ここから南岳まで何分かかります?
俺  :南岳・・・地図によると3時間ってありますけど。
50歳:そうですか。3時間。そうすると、北穂高まではどのくらいですか?
俺  :えっ?北穂高?どうやって行くんですか?
一眼おっちゃん:北穂高ってことは、大キレットを行くんですか?
50歳:あぁ、大キレットってところを行こうと思ってます。
俺  :あぁ〜それは多分やめた方がいいですよ。大キレットって行ったことあります?
50歳:いや、ないです。
一眼おっちゃん:まぁ、どうしても行きたいなら、今日中に南岳山荘まで行くことをお勧めします。どこ泊る予定?
50歳:ここ(槍ヶ岳山荘)ですけど。
一眼おっちゃん:なら、大キレットはやめた方がいい。大キレット入る前に、2〜3人に囲まれても切り抜けられるぐらいの体力があるならば、大キレット行ってもいいと思いますよ。実際行けば、大したことないし。でも、そいつらに囲まれて切り抜けられるぐらいの体力に自信が無いならば、おそらく死にます。どうしても行きたいなら別だけど。行けば大したことは無いんですよ。ただ、何でもかんでもできる状態じゃない中で、あそこを超えるのは、命知らずとしか言いようが無いですよ。
俺  :俺も行ったこと無いから何とも言えないけど、大キレットはきちんとした技術が必要ですよ。調べてきたんですか?
50歳:いえ、別に調べてないけど、ルートとしてあるし・・・・
俺  :単独行ですか?
50歳:はい。

ここで、俺はアホらしくなってしゃべるのをやめた。代わりに一眼おっちゃんが色々話してくれたのもある。
結局、その50歳が大キレットに行ったかどうかは不明だ。
しかし、こういうことなんじゃないか?山での遭難っていうのは?
何も調べてきていない。見た感じでしか判断できないが、とても俺より登山をやっているようには見えない。(もちろん、俺よりも遥かにやっていて、強靭な肉体を持っているのかも知れない)
槍ヶ岳山荘に集まってくる人は、みな登山初心者ばかりなのか?
更に、わかい女性で単独行で、俺と一眼が喋っているところに、

「穂先に行くんですけど、大変ですか?」

って聞いて来た人がいた。

「大変・・・う〜む難しいね大変かどうか。まぁ、大変じゃないでしょ」
と、俺と一眼が言うと、

女:「そうですか。じゃ、ザックとかはどうしましょう?」
うちら:「えっ?」「あ〜ザックとかはみんな置いて行ってますよ。誰も盗む人いないですよ。ハハハハ〜」
女:「そうですよね。あ、それじゃ、これ(ストック)は持って行った方がいいですかね?」
うちら:「(顔を見合せて)????。いや〜ストックは置いて行けばいいと思います。たぶん使わないと思うんですが・・・」
女:「あ、ありがとうございます〜」

と。
う〜〜む。う〜む・・・・・・・まぁいいけど。気をつけてね。。。。





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とりあえず、これが、今回の俺の家。3,000m越えの俺の家は初である。
何とも言えない達成感があった。



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山荘付近から、通って来た西鎌尾根を振り返る。
奥に見えるのは、双六岳。



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この前行った時と同じ場所で、槍の穂先を撮ってみる。
槍ってちょっと傾いている。頂上まで100mぐらいあるらしい。ここに何十人もの人が張り付いていて、ハシゴやら何やらが、大渋滞となっていた。



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槍の穂先の直下から穂高岳方面を見る。
流石に雪のある時の方が迫力はある。



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これ。前回、たま〜たま、雪が降ってしまった時の、秋の槍ヶ岳からみる穂高岳方面。
このとき、雪目でほとんど何も見えなかった。(反省・・・俺も調べてきてないおっちゃんと同じか。痛い目みないとわかんないんだよね。人間って。大キレットのおじさん。どうかご無事でありますように。)



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ヒュッテ大槍と後ろに構えているのは常念岳。
かっこいい。何とも言えず、これらの配置と、色づかいが何とも言えず、かっこいい。



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暇になってしまったので、大喰岳(3101m)へ向かう。山荘のお兄ちゃんに聞くと、大喰岳までは、往復1時間もあればゆっくりであるとのことなので、散歩がてら行ってみる。



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白くてかわいいのが、イワツメグサ。
蒼いのがイワギキョウ。
このまま採ってかえって、家で育てたい気がするが、写真で撮るだけにしましょう。



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おお!!この大喰岳に登る途中からみる槍ヶ岳はすごいかっこいい感じだ。
なんか、安定感がある。



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縦向きでも撮ってみた。
なんか知らないけど、かっこ良くない??



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大喰岳から見える、ヒュルゥリ〜と言う感じの雲。
空気は乾いており秋の匂いがした。




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槍ヶ岳から見る夕焼け。
実はこの日は前日までの疲れか、槍まで来た安堵感か、暇だったからか、はたまた、ただの飲みすぎか、わからないけれど、15時ぐらいから昼寝してしまった。おかげで、夕方になっていることに気付かず、夕日が沈む時に、外にいられなかった!!何たる失策!


さて、3泊目。
この日を境に、猛烈に下界に降りたくなる。
それはなぜかと言うと・・・・・

「靴が臭い!!」
「いや、靴下が臭い!!」
「いやいや、俺の足だぁ!!臭いのは!!」

とにかくも、とってもとっても臭い。くっさいんである。足をちぎって捨てたいぐらいの臭さ。
いやはや、自分の臭いなんでしょうけれど、耐えられない臭さ。
とてもじゃないけど、テントの中に靴下等を入れることができないため、外に出しておくが、周りのテントに被害が及ばないか気が気で無かった。
自分の足は、サロメチール(筋肉のコリをほぐすやつ)で、ガンガンに塗って、スーッとする匂いにして無理矢理隠す。

長袖Tシャツ(カリマー 7,000円がセールで3,000円)は、かなり汗を吸ってるのに、臭わない。無臭で、急速速乾、匂いを抑え、バクテリアの発生を抑制する、という機能を存分に発揮していた。
ちなみに、ズボン(ユニクロ3,000円)は、急速速乾などの謳い文句は無かったが、ずっと履いてるのに、臭いはほとんど無し。
とにかく、足が臭い。
臭い臭いくさい!!!!
早く風呂に入りてぇ!!!

もう食糧もねぇ!!ビールも高ぇ!!











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